本当は子供にもやってもらいたい

マージャンは数学力、記憶力のほか、プレイを有利な展開にするための戦術眼や洞察力、さらには心理学的な推理力など様々な能力が求められるゲームです。ですので、大人からではなく、できれば早いうちから麻雀を学んでもらうと、様々な子供の特性を伸ばしてあげられる可能性があります。

また、麻雀を通して社会的なマナーも身に着けることもできます。マージャンを通した経験は、 社会に出た時に いろんな場面で役立つはずですので、是非多くの子供たちに「習い事」として取り組んでもらえると有難いです。

発達障害や引きこもりの子供たちの社会復帰のために

いわゆる発達障害のお子さんは、どうしても他者との交わりが少なくなりがちです。その点、麻雀は4人で行う競技ですので、ゲームを進行する上では最低限のコミュニケーションが必要になります。というか、ゲームが楽しくなれば、基本的にコミュニケーションも苦にならなくなります。

麻雀を通して、社会復帰の一助になれば、これはとても喜ばしいことです。

数学力、状況判断力が高まる

麻雀では、使用する牌の数が種類は決まっているので、勝つ(はやくアガる、高い役をつくる)ためには、基本的には確率論に基づいて、確率の高い戦略を立てることが求められます。

また、単に自身の手をつくるだけではなく、その時の状況や、展開によって、打ち方を変えていく必要も生まれてきます。

この辺は、運の要素もからみ、4人で競技する麻雀の醍醐味ともいえますが、子供の様々な能力を高める可能性があります。
(経験的にも、麻雀のうまい子供は学校の成績が良い場合は多いと感じます)