初心者向けの入門教室(基本的な役と点数計算の学習まで)では、皆さんが学習し易いように、やや面倒な部分のルールを省いて学習します。以下は、そのマナーやルールになります。
なお、ある程度ルールを憶えた方を対象とした例会や大会については、一般的なルールを採用しております。(親の連荘や、裏ドラ一発等あり)
入門教室でのマナー
プレー上の注意点
- 対局の開始時・終了時は、必ず挨拶を交わしましょう。
- 山積みは牌を完全裏返しで親を中心に混ぜ、全ての牌が裏返しの状態で親が積み始めたら子も積み始めましょう。
- 牌山を全員が前に出し、井桁(牌を2段に積む)にしてからサイコロを振りましょう。
- 全ての行為は発声を優先し、発声ははっきりと他の3人に聞こえるようにしましょう。
- 言動や態度には細心の注意を払いましょう。
①ルールやマナーに関して、対局中は正しい意見でも直接指摘せず、審判を呼びましょう
②手牌に関する発言は誤解を招きますので口にせず、局終了後の「解説」も慎みましょう
③点棒の支払は丁寧に、お釣りのある場合は「○点お釣り」と声を掛け合いましょう。
④立て膝、肘を卓につく、足組などは慎み姿勢よくゲームをしましょう。 - 喰い仕掛けの手順は、①「発声」②「開示」③「取牌」④「打牌」の順序を守りましょう
- 捨て牌は六枚きりにし、打牌は強打せず、呼称せずに捨てましょう。
- 常に手牌は立てておき、アガった人は理牌(見易く並べること)してから倒しましょう。
- 流局時にノーテンなら静かに手牌を伏せましょう。他家のアガリ時も静かに伏せましょう。
(なお、入門教室の場合はノーテン罰符はありません)
ルール
- 1ゲームは東南回しの半荘(ハンチャン)戦とする。
- 持ち点は30,000点とする。(ウマなし)
- 親は1局終了毎に次に移動(入門講座のみ。例会では連荘あり)
- ノーテン罰符なし・場積なし
- 打牌の制限なし(食い替えあり)
- クイタン・後付けあり
- 常に1ハンしばりとする(アガった時に1ハンあれば良い)
- 途中流局は一切なし(九種九牌、四風連打、四開槓、四人リーチ等はなし)
- 王牌は常に14枚残し
- オーラス終了時の供託(リーチ棒など)は誰にも加えず除外する。
- 役満のパオ(責任払い)は大三元の3フーロ、大四喜の4フーロ目をポンあるいはカンさせた時とし、ツモは全額、ロンは半額負担とする。
リーチ
- フリテンリーチはツモあがりのみ
- リーチ後のカンはできない(入門講座のみ。例会ルールは可能)
- 一発・裏ドラ・槓ドラ・槓裏ドラなし(入門講座のみ。例会ルールでは可能)
罰則①(チョンボ)
手牌を倒牌、及びゲーム続行不能にした場合は12000点を除外する。
その局は再ゲームとしその局の供託点(リーチ棒)は戻し、親も移動しない。
なお、倒牌の判断、ゲーム続行不能の判断等、チョンボの裁定は指導者に従う。(入門教室では、なるべく続行させるようにしています)
罰則②(アガリ放棄)
誤発声(誤ロンの他、誤チー・誤ポンも含む)は、アガリ放棄とし、その以降の発生行為はできない。 なお、その裁定は指導者に従う。(但し、入門教室では、誤ロン以外はなるべく続行させるようにしています)
なお、これらのマナー・ルール等は、NPO法人 健康麻将全国会のものを参考に作成しています。