健康麻雀(麻将)とは

「健康麻雀」とは「飲まない、賭けない、吸わない」麻雀です。
従来のダークなイメージのある「賭け麻雀」とは区別する為に用いられています。
さらに、競技マージャンの第一人者である井出洋介氏の提案により、本場中国における正式名称である「麻将(マージャン)」表記が1980年代より使われるようになりました。その後、健康麻雀を行っている団体においてその表記が普及しており、当団体でも「麻将」を使用しています。

お金は賭けない

従来の麻雀の悪いイメージの一つに、お金を賭ける「ギャンブル」である点が挙げられます。
その為、麻雀に誘われて、興味があっても憶えることを躊躇する理由の一つに、ギャンブルに頻繁に誘われたり、さらにお金まで取られるのではという不安があり、始めたくないという意見があります。
その点、当会で行っている健康麻雀は、お金を賭けることは絶対にありませんのでご安心下さい。

お酒は飲まない

これは結構個人差があり、飲まないでやりたい方も多いですが、会社の仲間内などでやる場合はお酒を飲みながら楽しむ場合もあります。
しかしながら、お酒を飲むとどうしてもマナーが悪くなったり、長時間プレイや徹マンの原因になりかねませんので、健康麻雀ではプレイ中の飲酒は厳禁です。

タバコは吸わない(絶対に)

雀荘に入りづらい一番の理由に挙げられるのが、「麻雀=タバコ臭い」という現実です。現在では一部禁煙となっている雀荘もありますが、基本的に雀荘は喫煙可の空間です(以前より店内の喫煙者はだいぶ減っていますが・・)

その為、非喫煙者にとって、雀荘で過ごす時間はとても苦痛なものになります。ましてシニア世代となると、いろんな病気を抱えている方も多く、麻雀をやりたくても雀荘に入るにはかなりの抵抗があるでしょう。まして、ぜんそくやCOPD等の持病をお持ちの方は、健康どころか寿命を縮めにいくようなものです。
当教室で行う麻雀教室においては、プレイ中はもちろんのこと、普段喫煙習慣がある方も、伏流煙による影響を踏まえ、原則参加はご遠慮いただいております。

マージャンの魅力

マージャンは脳の体操、頭の活性化につながり、認知症の予防になるとも言われています。

特にシニア世代にとっては、マージャンを通して人とのコミュニケーションが生まれ、さらに頭と手を使うことで、認知症予防にも効果があると言われています。(但し明確な医学的エビデンスは立証されていませんが)

近年では介護費用負担軽減効果など、メディアはもちろん行政からも注目が集まっており、行政の後押しが更に広まれば、これからますます競技人口が増えることが予想されます 。

本当は子供にやってもらいたい

マージャンは洞察力、観察眼、戦術眼、記憶力など様々な能力を養う事が出来る為、子供のころからマージャンに取り組む事で、とてつもない能力が開花する可能性があります。

また、マナーを重視しお互いを尊重しながら行う健康麻将だからこそ、社会で必要なマナーを身に着けることにもつながります。社会に出た時にマージャンのスキルや経験は必ず役立つでしょう。その為、是非多くの子供たちにおススメしたい習い事です。